GISひろば - GIS学習[GIS用語集]
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GISとは?

アルファベット順


【A】

ActiveX
 アクティブエックスとは、マイクロソフト社のインターネット戦略を支えるソフトウェア技術の総称であり、特定の商品や言語を指すものではない。この技術を活用することにより、Visual Basic等の汎用的な開発言語を用いてActiveXコントロールあるいはActiveXドキュメントとして作成されたプログラムをWebブラウザに組み込んで動作させることが可能となる。従って、従来型のGISプログラムを手直しすることで、Web上で稼動できる可能性を与えたこととなり、クライアント依存型のWebGIS商品では一般的に活用されている技術である。

AM/FM
 AM(Automated Mapping)は自動地図図化(システム)のことであり、FM(Facility Management)は施設管理(システム)である。AM/FMは、CAD(Computer Aided Design)の技術を基本に、下水道、上水道、電力、ガス、通信などの地下埋設物、道路及びその付属物(街路、ガードレール)などの都市のライフラインを管理するために、ディジタル化した地図情報と、施設データをリンクした形で管理するシステムを指す。

ASP (Active Server Pages)
 ASPとは、サーバサイドで実行されるアプリケーションをHTML内に記述しておき、利用者の要求によって起動されるアプリケーションもしくはその仕組みの総称のことである。これを用いることにより、インタラクティブで動的な処理をクライアントにはあまり負荷をかけずに実行することを可能とする。WebGISにおいても、有効な記述方式と言え、多くのサイトで活用されている。

ASP (Application Service Provider)
 ASPとは、インターネット経由で様々な業務向けのソフトウェアの提供、あるいは実行代行を行うサービスのことを指す。顧客ユーザは、インターネット接続環境とサービス実行のためのPC等のみを用意することで利便性の高いアプリケーションを廉価に活用することが可能になる。従って、行政担当者にとっては、自らが利用者としてこれらのサービス活用することと、ASPの提供するサービスを市民向けに提供することの2種類の利用可能性があると言える。
 前者の場合は、自らがWebGISサイトを構築すること無しに、様々なGISソリューションを活用することが可能となる。とは言え、行政業務において活用可能なASP方式によるWebGISサイトは、現時点ではほとんど存在しない。
 一方、後者の場合は、一定の月額使用料を負担するのみで、自らWebGISサイトを立ち上げること無しに、WebGISを活用した地域情報サービスを展開することが可能となる。 WebGISサイトの構築から運営に掛かる経費との勘案により採用を検討すべきであろう。また、この方式を活用した場合は、サービス運営主体が民間であるため、行政としての職掌範囲にとらわれずに官民一体となった地域情報サービスを展開することも可能となる。


【B】

BMP (Bit Map)
 ほぼ自然な色が得られるTrue Color(16,777,216色)で画像データを保存できる。データを圧縮して保存することができるが、JPEGほど高圧縮ではない。
Windowsがシステムレベルでサポートしているファイル形式である。


【C】

CAD (Computer Aided Design)
 グラフィックス・ディスプレイを介して設計者がコンピュータの支援を得ながら設計を行うシステム。図形処理技術を基本としており、平面図形の処理を製図用途に応用したものを2次元CAD、3次元図形処理を製品形状の定義に利用したものを3次元CADという。(*)

CALS
 情報通信ネットワークによる生産・調達・運用支援統合情報システム。もとは後方支援に関する軍事用語であった。工業製品の組立過程が複数の工場・企業のラインを経るため、図面などの必要な情報を標準化した上でネットワークを通して相互利用するシステムである。GISとともに、情報インフラを支えるシステムの柱である。CALSは、時代のニ一ズ(経済環境、産業形態など)に対応してCALSという略称に対する定義が次のように変遷してきている。Computer Aided Logistics Support Systems(コンピュータによる米軍の後方補給システム)、Computer aided Acquisition and Logistics Support(コンピュータによる米軍の調達および後方補給支援)、Continuous Acquisition and Life cycle Support(継続的な調達と製品ライフサイクルの支援)、Commerce At Light Speed(電子取引・決済におけるスピード化と効率化)
CALSを導入することによって、情報の共有化が進み、社会システムは大きく変革される。共有情報に基づいて全ての作業がオンライン上で行えるので、大幅な効率化が可能となる。品質の向上、コスト削減、リードタイムの短縮、ペーパーレス化などが期待されるが、これは、自動車、鉄鋼、電力、エレクトロニクス、流通、金融といった全ての産業に共通するものである。

CATV
 CATVとはケーブルテレビ、即ち有線放送のことである。各家庭へ直接ケーブルをひき、CATV会社からテレビ番組や映画を家庭に流すというものである。CATVの情報の流れは通常のテレビと同じ受信専用の片方向伝送であるが、ケーブルの途中に増幅器を一個追加することで双方向伝送が可能となる。日本のCATVは、難視聴地域対策に活用されてきたが、最近では難視聴地域以外のCATV(都市型CATV)が普及し始めている。アメリカでは早くからCATVが発達し、その普及率が70%近くあるため、CATV網を利用したマルチメディアのサービスが活発である。日本の現在の普及率は5%程度である。

CORBA (Common Object Request Broker Architecture)
 コルバとは、ハードやソフトの壁を越えてオブジェクト同士の通信を可能とする技術のことである。この技術は、OMG(Object Management Group)と言う団体が規定している。
 この技術を活用することにより、WebGISサイト間でクリアリングハウス等の他の情報を活用せずに、直接的に情報の交換を行うことが可能となるため、分散環境下のマルチサーバ間で空間データの交換を行うことが可能になると期待されている。ただし、CORBA自体は大まかな概念を規定しているに過ぎず、実装レベルでは未ださまざまな課題を抱えている。

C/S (Client Server)
 情報や資源を一元的に管理し、提供する役割のハードやソフトを「サーバ」、サーバに要求を出して情報や資源を利用するハードやソフトを「クライアント」と呼ぶ。(*)


【D】

DBMS
  データベースを管理するシステム(Data Base Management System)を言う。その方法にはツリー型、ネットワーク型、リレーショナル型があるが、データをそれぞれ独立させながら、データ間の関係をあらわす情報を持つリレーショナル型が広く使われている。

DEM/DTM/TIN
 地形を3次元座標でディジタル表現するモデルをDigital Elevation Model(DEM)とかDigital Terrain Model(DTM)とか呼ぶ。等間隔格子点ごとに標高値を与えてそれによる補間で地形を表現することが基礎となっている。ただ格子点標高値からの補間では山の頂や尾根線、谷線がデータにとられる確率が低く、従って補間結果が実際の地形より平滑化される傾向がある。このため頂上などの特異点や地形の変曲線などを付加する場合があり、前者をcritical point、後者をbreak lineなどと呼ぶ。
 標高のサンプリング点を等間隔格子点でなくランダムに、あるいは地形の特徴をよく反映するように選定する場合がある。こうした場合、補間にはサンプル点を頂点とする三角形網を用いることが多い。三角形網のとり方は幾つもあり得るが、補間目的のためにはできるだけ痩せた三角形を生じさせないことが望ましい。そのための最適基準にはDelaunayの三角形分割などがあるが、こうした処理を行った三角形網、あるいはそのためのソフトウェアをTriangulated Irregular Network(TIN)と呼んでいる。なおDelaunayの三角形分割は、Voronoiダイアグラムの双対で得られ、三角形の最小角を最大にするという性質がある。

DTMとDSM
 DTMとDSMはともに、高さのデータを数値モデル(三次元座標(X,Y,Z))で表現したものである。
DTMはDigital Terrain Modelの略である。DTMの高さデータは地盤高である。DEM(Digital Elevation Model)と呼ぶこともある。
 これに対しDSMはDigital Surface Modelの略である。デジタル写真画像から自動計測で作成される高さのデータは、地盤高ではなく画像に写っている地物の標高値(ビルが写っていればビルの屋上の標高値)を計測するので、DTMと区別するためにDSMという用語を用いている。

DXF (Drawing Interchange Format)
 異機種パソコン CAD間で図面データの交換を行う際、業界標準的に使われるデータ・ファイル形式。3次元データまでカバーしている。もともとは「AutoCAD」という特定のパソコン CADソフトの外部ファイル形式として、米オートデスク社により定められた。(*)


【E】

EC (Electronic Commerce)
 電子商取引。従来は商取引に伴う書類の作成や受け渡しなどを包括的に電子化するEDI(電子データ交換)と同義にとられることが多かったが、最近はインターネットによる商取引を指す場合が多い。企業間取引に加え、企業がインターネットを通じて一般顧客への物販やサービス提供を行うオンライン・ショッピングが爆発的に増えている。(*)


【G】

GeoTIFF
 ファイル形式はTIFFと同じであるが、1995年に SPOTイメージ社がホストとなり、USGS, NASA/JPL, Intergraph, ESRI, SPOT, MapInfo 等が参加して、Tagの部分に画像4隅の座標値が記録する標準仕様を作成された。これにより、画像ファイルの他に管理ファイルを作成し座標値を管理する必要がなくなり、また異なるシステム間でのデータ交換も容易になった。

GIF (Graphic Interchange Format)
 高圧縮でデータを保存できるが、カラー画像は、256色までしか扱えないので、写真画像の保存には適さない。

GML (Geography Markup Language)
 GMLは、OGC(Open GIS Consortium)が策定しているOpenGISに特化したXML拡張仕様である。OGCはこの仕様をISO/TC211に提案していることから、GMLを基本とした国際標準が策定されるものと思われる。
  GML 2.0 (Geography Markup Language)
 http://www.opengis.net/gml/01-029/GML2.html

GPS (Global Positioning System)
 人工衛星からの電波を受けて、位置を測定する技術。また、その装置。測量やカーナビゲーションなどに利用される。
 米国防省が運営・管理している衛星ナビスター(NAVSTAR:Navigation System with Time and Ranging)を利用した位置測定システムである。地球上空約20,000kmの高度の6つの軌道面上にアクティブな衛星21個とバックアップ用の予備衛星3個が配置されている。各衛星は原子時計を搭載し、これに基づく正確な時刻と、軌道計算に基づく正確な位置情報を持っている。各衛星は、この時刻と位置とを符号化して発信する。最も受信しやすい4機以上の衛星から電波を受信し、各々の衛星から電波が届くまでの時間を測定することにより、正確な位置、移動方向、移動速度を24時間リアルタイムで知ることができる。

G-XML
 G-XMLは、XMLをGISに特化して拡張し、地物情報などの格納を可能にした言語仕様であり、JIS(日本工業規格)により規格化されている。また、ISO/TC211への働きかけを通じて、国際規格との統合が予定されているがその構造の違いから互換性が懸念されている。
 この言語は、インターネットWebGISでのデータ交換手法としての活用が期待されている。いくつかのWebGISエンジンはG-XMLへの対応を既に完了している。
 平成11年度以降、通産省(現:経済産業省)のモデル事業としていくつかのWebGISサイトがG-XMLを活用して構築された(下記URLを参照にされたい)。
 高知県 G-XML防災システム http://www.pref.kochi.jp/~jyouhou/gis/gis5.htm
 徳島県 とくとくiマップ http://www.tokutokuimap.gr.jp/
 (財)データベース振興センター http://gisclh.dpc.or.jp/gxml/contents/index.htm


【H】

HTML (Hyper Text Markup Language)
 HTMLとは、インターネット標準の言語として多くのホームページの記述に用いられている言語のことであり、W3C(World Wide Web Consortium:インターネット技術の標準化を推進している団体)により標準化されている。記述中には文字のみならず、画像・映像・音声や他サイトへのリンクを含むことができ、利用者はクリックのみでさまざまな情報を取得することが可能となる。


【I】

IDC (Internet Date Center)
 IDCとは、Webサイトの包括的な運用、データ管理、データ配信を行うサービスを表すもので1995年前後からサービスが開始されている。24時間365日の安定稼動を求められるWebサイトの健全で安定的な稼動のために堅牢な施設・機器・ネットワークインフラを完備し、サイト運営者を代行するものが一般的である。サービスの内容は、単純なハウジング・ホスティング(サーバの持ち込み設置あるいはサーバの間借り)から、コンテンツの維持管理・更新やエンドユーザサポートまでを行うもの等、さまざまなものが設立されている。
 行政におけるWebサイト構築と運営においても、費用対効果やサービス水準の向上を目的としてIDC活用を検討すべき時期に来ていると言える。このサービスを活用することにより、WebGISサイトの構築から維持管理、さらにコンテンツ(情報)の管理・更新までを含んだ総合的な運用管理のアウトソーシングを可能とする。

IKONOS(イコノス)
 1999年9月に米国スペースイメージング社が打ち上げた高解像度衛星の名称。パンクロマチィック画像で約1mの解像度を持つ。

IGES (Initial Graphics Exchange Specification)
 異機種CAD間でデータを交換する際に使用する、中間ファイル・フォーマットの1つ。ANSI(米国規格協会)が制定した。サポートするCADソフトが多いため、実質的に世界の標準となっている。
 IGESの規定は、具体的には図形要素の記述方法。CADデータとはおおざっぱに言えば図形と付加情報の集合であり、IGESの規定にある図形要素は、これまで出回っているCADデータの最大公約数のようなものである。IGESファイルは1行80桁の英数字であり、前半部(ディレクトリ・エントリ部)でデータに含まれる図形要素を列挙して相互の関連を記録し、後半部(パラメータ・データ部)で各図形要素の座標データを記録する。よく使われる(読み書きできるCADソフトが多い)のはワイヤフレーム要素(2次元または3次元)と自由曲面要素。ソリッド・モデル要素については規定があるものの、実際にはあまり使われていない。有限要素法解析のモデルに関する規定もある。(*)

ISO (International Organization for Standardization:国際標準化機構)
 ISOは、国際的に通用させる規格や標準類を制定するための非政府機関であり、本機関が制定した規格や標準類がたとえば「ISO9000」のように、規格番号を付して呼ばれている。ISOには多くの委員会(約180)があり、電気分野を除くあらゆる分野の標準化を推進し、現在までに9000を超える規格を定めている。因に、数値地理分野における標準化を検討する専門委員会はTC211である。ISOへの参加は、各国の代表的標準化機関の一組織だけに限られている。日本からは通商産業省工業技術院の日本工業標準調査会(JISC)が会員資格を得ており、ISO/TC211については(財)日本測量調査技術協会が国内審議団体としてJISCに承認されている。

ISO9000シリーズ
 ISO(国際標準化機構)が1987年に定めた「品質管理及び品質保証に関する一連の国際規格」である。欧州の市場統合をきっかけとして、この規格を用いた「ISO9000シリーズによる品質システム審査登録制度」が生まれ、ボーダーレス化の波にも乗ってさまざまな産業分野で世界中に広がっている。ISO9000シリーズ規格は、ISO9000〜9004までの一連の5つの規格で構成きれている。規格の選択と使い方を解説したISO9000、供給者が設計、調達、製造、据え付け、付帯サービスの全てを行う場合に適用するISO9001、設計が既に完了しているか、または購入者から与えられる場合で、製造、据え付け、付帯サービスを供給者が行う場合に適用されるISO9002、設計、製造、使用方法が既に長期間にわたって確立している場合で、供給者が主に製品の最終検査、最終試験を行えば十分な場合に適用されるISO9003、品質管理活動の手引きであり、供給者が品質管理を行う場合、どういうことを行うべきかを述べたISO9004から構成されている。ISO9000シリーズは、制定時には2者間契約に限定されていたが、1992年の改訂で第三者認証にも適用されることになったため、急速に話題にのぼるようになった。

ISO/TC211
 ISO/TC211とはISO国際標準化機構における第211番目の専門委員会のことであり、地理情報/ジオマティクスについて関連する他の機関等との協議も含み、世界各国からの代表者で構成され、地理情報の標準を策定している。
委員会は5つのワーキンググループで構成され、各々の技術分野ごとに標準案を策定している。ここで策定したものが国際規格として認められ、ISO 19100シリーズとして呼ばれるようになる。
 ISO-TC211 http://www.statkart.no/isotc211/
 ISO-TC211(国内委員会) http://www.gsi.go.jp/REPORT/GIS-ISO/ISOGIS/youyaku.html

ITS (Intelligent Transport Systems)
 自動車のインテリジェント化をめぐる国際標準化の動きが進んでおり、国際標準化機構、国際電気通信連合会では、道路交通を中心とした輸送情報化システムを検討している。日本においては、ITS実現に向け、車両間と路車間通信、有料道路料金徴収システム、衝突防止レーダー、商用車運行管理衛星システムが検討されている。警察庁が中心に進めている交通管制システムの高度化(UTMS:Universal Traffic Management System)、国土交通省省が中心に進めている道路のインテリジェント化を目指した次世代道路交通システム(ART:Advanced Road Transportation Systems)、車両のインテリジェント化(SSVS:Super Smart Vehicle Systems、ASV:Advanced Safety Vehicle)などの計画が互いに連携をとり、実現に向けた検討を行っている。産業界においても、当該分野の技術開発を効率的かつ系統的に行うため、「道路・交通・車両インテリジェント化推進協議会(VERTIS:Vehicle Road&Traffic Intelligence Society)を設立している。


【J】

JAVA
 JAVAとは、1995年にSun Microsystems社が開発したオブジェクト指向のプログラミング言語であり、機種依存の無いプログラムの作成を可能とする。つまり、ハードウェアやOSの違いを気にせずにプログラミング可能でかつ、すべての環境で動作可能なプログラムの提供を可能とする。インターネット上で提供されているプログラムの多くはJAVAで記述されている。
 ただし、近年ではソフトウェアメーカ等が独自に機能拡張している場合があり、一部の機能を活用した場合には機種依存があるため、注意が必要である。
 また、JAVAは本格的なアプリケーションの構築を可能とするJAVA アプレットと簡易的な自動実行が可能なJAVA スクリプトに大別できる。

JMP (Japan Metadata Profile)
 JMPとは、地理情報標準第1版を1999年から3ヵ年で実施された国土交通省国土地理院が主宰する官民共同研究「地理情報標準の運用に関する研究」の中に設置された地理情報標準検討部会が拡張し、定めたメタデータの形式のことである。メタデータをXMLで記述する際のタグ(DTD)が定められている。
 この形式のメタデータをクリアリングハウスに実装することにより、JMP対応のクリアリングハウス間での空間データの相互検索が可能となる。

JPEG (Joint Photographic Experts Group)
 ほぼ自然な色が得られるTrue Color(16,777,216色)で画像データを保存できる。データを高圧縮で記録でき、カラー写真画像に適した記録方式であるが、一般に非可逆圧縮(一部の情報を切り捨てることにより効率的に圧縮する)で保存されるため、厳密に言えば原データに戻すことはできない。
インターネット上のフルカラー画像によく使用されている。


【L】

LAN
一つの建物内や構内など局地的区域をカバーするネットワーク。


【N】

NSDI (National Spatial Data Infrastructure)
 社会全体における地理情報の有効利用や地理情報産業の推進・強化を目指した地理情報の整備・提供や制度の改善を総称したもの。NIIの一環として、米国の情報政策目標として提案された。NSDIをモデルとしてわが国でも国土空間データ基盤の構築作業が進められている。


【O】

OGC (Open GIS (Geodata Interoperability Specification) Consortium)
 OGCとは、空間データの相互運用を目指したオブジェクト指向型仕様策定を目指す非営利団体である。この団体には、GIS関連企業、IT産業、大学等さまざまな団体が加盟しており、仕様の策定やそれに基づく実験を実施している。
 市販WebGISエンジンの中にもOGC対応をうたっているものを見受けることができる。
 Open GIS Consortium (OGC) http://www.opengis.org/

OS(オペレーティングシステム)
 コンピュータを動かすための基本ソフトで、データの処理や蓄積などを管理する。パソコンではWindowsやMacOSなどがあり、ワークステーションではUNIXが有名である。


【P】

PDF (Portable Document Format)
 米Adobe Systems社が開発したドキュメント・ビューア・ソフトAcrobatで、表示・印刷できるファイル形式。Acrobatは、ドキュメントを作成した環境とは別の環境(異なる機種、OS、アプリケーション、フォント)との間のドキュメント交換を可能にするもの。(*)

Plug-IN
 プラグインとは、Webブラウザ等の既存ソフトウェアに特定の機能を追加するための組み込みプログラムのことを指す。一般的には、ブラウザソフトの機能以外に高度な音声処理や画像処理を行う際にプラグインソフトウェアとして開発し、ブラウザソフトの機能拡張を行う場合に活用される。代表的なプラグインソフトウェアとして、Adobe社のAcrobat ReaderやMacromedia社のShockwave Player等をあげることができる。
 WebGISにおいてプラグイン方式を採用している代表的な例としては、Autodesk社のMap Guideをあげることができる。
 ただし、プラグインソフトは、ブラウザの種別・バージョン・機種に依存する傾向があるため、バージョンによってはプラグインソフトがリリースされていなかったり、その実行結果(表示内容等)がバージョンにより異なることがある点等に注意が必要である。


【R】

RGB
 光の三原色のこと。光の三原色である赤(Red)・緑(Green)・青(Blue)の頭文字をとってRGBと記述する。画面に表示する場合、この3色を組み合わせて表示する。各色に256の階調を割り当てれば、256の3乗色(約1,678万色)を表示することができる(True Color)。


【S】

SAR(Synthetic Aperture Radar:合成開口レーダー)
 航空機や人工衛星に搭載し、マイクロ波を地上に照射して、その反射波から起伏や構造を観測するリモートセンシング技術。マイクロ波は雲を通過するので、天候の影響を受けずに観測することができる。現在、土木研究所や国土地理院などで利用研究が進められている。

STEP (Standard for the Exchange of Product Model Data)
 ISO(国際標準化機構)が標準化を進めている製品データ交換のための国際標準規格(ISO10303)。「STEP」というのはこの規格の愛称であり、正式な名称は「Industrial automation system-Product data representation and exchange」と呼ぶ。
 STEPは概念設計から詳細設計、試作・テスト、生産、サポートに至る1つのライフサイクル全体にわたって必要になるすべてのデータ(製品データ)を表現し交換するための規格である。(*)


【T】
 

TIFF (Tag Image File Format)
 ほぼ自然な色が得られるTrue Color(16,777,216色)で画像データを保存できる。データを圧縮してファイルサイズを抑えることも可能であるが、一般的には圧縮しない形で扱われることが多い。
 TIFFの特徴は、ファイルの先頭にTag(タグ)と呼ばれる各種情報を管理することができ、ユーザが独自に定義することも可能である。このような意味で拡張性のある画像ファイル形式と言える。
 なお、国土地理院が刊行している数値地図25000(地図画像)、数値地図200000(地図画像)は、TIFF形式で作成されている。

TIN
 →DEM/DTM/TIN


【V】

VICS (Vehicle Information & Communication System)
 カーナビに対して、各種移動体通信メディアを用いて時々刻々と変化する動的情報を付加したシステムがVICS(ビックスと読む)である。
 GPSなどを利用した既存のカーナビでは、運転者に対して提供される動的情報は車載機の地図上に表示される自車位置情報のみであり、地図情報などの情報はCD−ROMなどのパッケージメディアから提供される時間的に変化のない静的情報である。
 これに対して、VICSは各種移動通信メディアを利用することにより、渋滞情報、事故情報、交通規制情報、工事情報、旅行時間情報、駐車場情報など、時々刻々変化する動的情報をリアルタイムに走行中のドライバに対して提供する。情報提供メディアとしては、情報ビーコン、FM多重放送等複数のメディアがあり、各メディアの特徴を生かした情報提供が行われる。送信エリアの狭い情報ビーコンについては、自車周辺の情報を詳細に提供、送信エリアの広いFM多重放送では広域的な情報の提供を行うことにより、受信する情報をユーザ自身が選択できる。

VRML (Virtual Reality Modeling Language)
 VRMLはホームページ上で動く3次元仮想空間を実現するための言語である。VRML1.0には、基本立体モデルとしてCone(円錐)、Sphere(球)、Cylinder(円柱)、Cube(立方体)の4つがありそれらを自在に組み合わせることによって、いろいろな3D画像を作成することが可能であり、また、ユーザが自由に定義して3次元空間画像を作ることも可能である。


【W】

WAN
電話回線やマイクロウェーブなどの遠隔通信手段を介してより広い範囲をカバーするネットワーク。

WWW (World Wide Web)
 ネットワーク上に散在するさまざまな情報を、誰もがアクセスできる情報として公開するためのメカニズム。スイスにあるCERN(Conseil Europeen pourla Recherche Nucleaire,欧州共同原子核研究機関)Tim Berners Leeにより開発され,で世界中へ広まった。インターネット上にクモの巣(Web)を張るように情報のリンクが張り巡らされるため、この名前が付けられた。情報は、HTML(Hypertext Markup Language)と呼ばれるハイパーテキスト形式で記述され、文字だけでなく、音声、画像、動画などを組み合わせて情報を表現することができる。また、WWWによる情報にアクセスするためのソフトとしては、イリノイ大学のNCSA(National Center for Supercomputing Applications )が開発したMosaicやNetscape Communications社のNetscape NavigatorやCommunicator、Sun Microsystems社のHot Java、Microsoft社のInternet Explorerなどが有名である。(**)


【X】

XML (eXtensible Markup Language)
 XMLとは、HTMLよりもさらに高機能な記述言語であり、独自のタグを定義することが可能である。独自のタグを活用することで、単なる文書記述にとどまらずデータベース的な活用が可能となる。例えば、タグに「<X座標>」と言った項目名を定義し、その内容として特定の地物の座標値を格納することにより、独自に空間データを定義し格納すること等が可能になる。マイクロソフト社等は、XMLを次世代のデータ交換形式として位置付けており、複数の企業間でのデータ連携・交換等での利用に期待が高まりつつある。
 GISに関連した話題としては、このXMLを用いて空間データの格納や製品仕様書を作成する動きをあげることができる。これに伴い、タグの標準化をISO/TC211や地理情報標準で策定している。これにより、さまざまな空間データあるいはその諸元・仕様の情報を交換することが可能になる。


出典
(*) 『97年版 情報・通信新語辞典』日経BP社から転載
(**)『わかりやすいコンピュータ用語辞典(第4版)』ナツメ社から転載
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